映写機販売・修理・テレシネ |
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フィルム挿入時のアドバイス
当方販売・レンタルの映写機はコンディションの良いフィルムで動作チェックをしています。 コンディションの良いフィルムは1回でスムーズに挿入出来ます。 逆に1回では通らない物は販売やレンタルは致しておりません。 ご使用前に説明書を必ずお読みください。 映写機にフィルムが挿入出来ない場合の原因は、 1 映写機の使用方法が間違っている。 サイレント映写機の場合、フィルムの種類と映写機の設定は合っていますか? フィルム挿入時にスレッティングレバーをセット(ロックしたり、押しっぱなし)する機種があります。 サウンド映写機では、レギュラー8フィルムは映写出来ません。 2 フィルムの状態が良くない。 通常のフィルムは、映像が写っているフィルムの前に白いリーダーフィルムが接続されています。 この白いフィルムは映像が写っているフィルムよりコシがあり、フィルムがスムーズに通る役目を しています。しかし、年月が経った現在では、このフィルムがワカメ状のふにゃふにゃになったり、 平らな物でも、映像が写っているフィルムよりコシがなくなって、 逆にフィルムが通るのを妨げたりしています。 3 リーダーフィルムの縮み。 映写機のスプロケットの突起とフィルムに空いた穴の位置やクロー(1コマずつ送る爪)が ズレて噛み合わなくなります。 4 フィルムを映写機に通す場合、フィルムに開いている穴(パーフォレーション)が手前 (自分側)になっていますか? 奥側(映写機側)になっていますと、映写機に通りません。 |
この様になると、リーダーフィルムの役割はしませんので、 白いリーダーフィルムは取り除いてください。 少しは通る確率が増えます。 でも、本来の使い方ではありませんので、これでも詰まる可能性は大いにあります。 リーダーフィルムは、入手出来ませんので、いらなくなった光学フィルムを60cmほど繋ぎます。 光学フィルムは分厚いので、リーダーフィルムの役割をします。 当方もこの様にしています。 長い時間を掛けてセットするより、こちらの方が早いです。 但し、フィルムを繋ぐには専用の道具(スプライサー)が必要です。 スプライサーは当方でも販売しております。 |
スプライサーや光学フィルムをお持ちでない場合は、 最後の手段として |
白いフィルムをハサミで切り離します。(映像が写っているフィルムだけにする) |
フィルムカッターやハサミでフィムルの先端を丸くカットします。 先端が丸くなっていないと、挿入時途中で詰まる機種がございます。 |
これで少しは映写機にフィルムを挿入出来る確率が上がります。 |
見た目きれいなフィルムでも、映像がブレる場合がございます。 これはフィルムの縮みが原因です。 1回最後まで映写してください。 2回目から正常に写る事が多いです。 しかし、1日ほど時間が経つとまた元に戻る事があります。 縮みがひどい場合は、何回やってもダメです。 |
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